ランニングとはまったく別の話ですが、ブログを書くうえでとても参考になった良書「文は一行目から書かなくていい」を紹介します。
昨年からブログを書くようになって痛感した、わたしの未熟な文章力。
日頃から読書はするほうなのですが、読むと書くとでは大違い。
文章力向上のためにこの本を読んでみたら…さすがは超一流のひと言でした。
この本、芥川賞作家である藤原智美さんの文章テクニックがこれでもかと紹介されています。
そのどれもが一般人にわかりやすく書いてある。
そのどれもが一般人にわかりやすく書いてある。
そのまま紹介ってわけにはいかないので、参考になったところをメモというかたちでいくつか残しておきます。
まずは本書のタイトルにもなっている「文は一行目から書かなくていい」。
たしかにそうだな、と。
まずは書きたいことを書いておき、あとから肉付けしていく。単純ですが意外と盲点。
小学校などの授業で400字詰め原稿用紙に最初から手書きしていくクセが抜けず、いまだに最初の一行目から順番に書いてしまいます。文書作成はたいていパソコンですから、あとからいくらでも順番の入れ替えはできるので、なかなか文章が進まないときは、書きたいところから書いてみましょう。
安易に形容詞は使わない
形容詞に頼ると読み手に伝わらない文章になります。
思いのほか広い=ものさしがないので広さが伝わらないですよね。
これはやりがち、気をつけたいです。
接続詞はなるべく削る
たいてい必要ない場合が多い。意味が伝われば接続詞は削り、文章のリズムを整えよう。
「ちなみに」は多用してました(笑)。NGだそうです。
その他、句読点を使うポイントや風景描写のテクニック、記事ネタの見つけ方など一流作家さんのノウハウがぎゅっと凝縮されています。
文章力は筋力と同じ
文章力を向上させるいちばんの方法はとにかく書くこと。
書くことに向きあう時間が多ければ多いほど、文章は上達します。
筋力・走力と同じですね。
毎日ブログを書いていると、執筆スピードもあがるのですが、ちょっと更新休むと文章の進まないこと…。
ランニングもブログも日々の努力の積み重ねが大切ということです。
普段から文章を扱うかたやブロガーのかたはもちろん、文章力の上達は、仕事や私生活の面でも絶対にプラスになりますので、気になった方は是非ご一読を!
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